ビデオテープ、目からうろこの保管法

以前、プロジェクトXのお話を書きましたが、あの番組はいつも人間の熱いこころざしに触れられる数少ないテレビ番組ですね。HIGE氏は最近屋久杉を守ったあの青年にお会いする機会がありました。

もちろん、今は青年ではありませんが、スタッフWが感動して泣いていたと伝えてくれたようです。毎回泣かされるので、近頃では、プロローグの中島みゆきの歌が聞こえてきた途端に、パブロフの犬のごとく、涙がでてくるようになってしまいました。

質問「我が子のビデオを撮りためているのですが、なかなか整理する時間がなくて。押し入れに入れたままになっていて、最近チョッと心配になってます。」

HIGE「一番恐いのはカビです。湿気の多い場所で長期間保管されたビデオテープは胡椒をかけたようなカビが発生します。これを、再生しようとしますと、ビデオデッキが故障する可能性があります。それがソニー仕様のベーターだったりした場合はデッキ自体がほとんど市場にない状態なので他の貴重なテープも二度と見られなくなってしまうことも最悪の場合考えられます。

風通しをまず考えましょう。

次に、レンタルビデオ店で、返却の際は巻き戻して、お返しください。と壁に張り紙がしてあるのを見かけられると思います。でも、貴重な思い出を写したビデオはそのような方法で巻き戻してはテープにとっては良くない結果をまねきます。撮ったビデオを再生しながら見ましたら、そのまま巻き戻さずに止めます。正常な速さで巻き取られたテープがやはり最もきっちりとたるんだりずれることなく巻き取られるからです。

そして、テープが巻き取られて、重くなった方を下にして、タテに保管します。

これでお子さんの結婚式に青春のhistoryを上映することも夢ではなくなるでしょう。」